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司馬遼太郎「義経」

 やっと天気が良くなりましたね。気温もこれ位なら過ごし易く、真夏の暑さとは違ってきました。30℃を超えなければ、どうにか耐えて行けそうです。さてまたブログの更新が停滞しておりました。理由は制作を怠っていたのも一つですが、やはり「義経」熱が嵩じて夢中になっている次第です。で今回は司馬遼太郎氏の「義経」を借りてきました。司馬遼太郎さんの長編小説は初めてなのですが、やはり期待を裏切らずに面白いのですよ。初めの書き出しは、「寝腐れの殿・ねくたれのとの」という見出しで、平清盛から常盤御前をもらい受ける事になる、一条長成の話から始まりますが、これが日本昔話のような語り口で、ついつい読み進めたくなるという魅力でしょうか。「寝腐たれの殿」というあだ名は、どことなく様子が貧相でいつも寝起きの面のように冴えないという意味あいであるそうな。どこかユーモラスな逸話を入れ込むセンスは流石です。司馬さん自身もユーモアに溢れる方とお察しいたします。

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 が義経を読んでてもやはり制作途中の作品をどうにかせんといかんので、重い腰を上げました。なにが進まないかと言うと、デザインが決まらないという事です。どんな絵付にするかは、いつも思い悩む事が多くて、これからも続いていくので、このデザインを制覇しなければ、前に進めないと思い、真剣に考えて行こうと思ってます。究極は自分のデザインを持つ事が一番好ましい事でしょうね。で今回は細かい模様なしで行く事にしました。

 超簡単なデザインに決めてしまったドラ鉢。

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 水差しも乾いてきたので、素焼きに入れます。もっと作りたかったけど、注文のプレート皿を急がなければならないので、次回でまた創る事にしました。

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by sannkakubashi | 2021-09-10 17:00 | | Comments(0)